リサイクル工場を探検し隊!
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今年は「節電」の夏でした。東日本大震災以降、エネルギー問題はぐっと身近になりましたね。
そこで今回は、賞味期限切れの飲料や、食品会社から出る動植物性の残さ(のこりかす)などをリサイクルし、バイオマス燃料を生産している株式会社リヴァックスを訪問してきました。新しいエネルギー源を産み出すという観点からも注目されている、高度な技術を持つ企業です。
見学後、改めて身の回りのゴミについて考えるよい機会となりました。




炉郡
工場入り口からの風景。
一見しただけでは産業廃棄物を処理している工場とはわからないくらい。においもまったく感じません。


運び込まれた荷の重量を計測中。


リバース・マネジメントセンター
飲料系廃棄商品専用の施設。
賞味期限切れなど、飲料メーカーで発生した廃棄商品を保管、分別します。


破砕・分離処理
中身の液体と容器に分けます。容器は固形燃料やセメントの原料にリサイクル。液体は乾燥機に送ります。

 
乾燥処理棟
乾燥施設の処理能力は1日に100トン!
液体は動植物性残さ、汚泥などとともにバイオマス燃料に生まれ変わります。


フォークリフトで運んでいるのは…。

乾燥処理(バイオマス資源化)された製品(粉状)
近づくと独特のにおいがします。
製品は燃料ユーザーや肥料化会社へ出荷します。
飲料から燃料ができるなんて、不思議な気がしますね。


薬液洗浄装置・脱臭炉・廃熱ボイラー
工場内の空気は、粉塵や臭気など環境に影響するものを完全に取り去ってから外部へ。
処理工程で発生する蒸気や廃熱は集めて施設内で再利用します。

 
案内役の赤澤社長。

株式会社リヴァックス
  兵庫県西宮市鳴尾浜二丁目1番16号
  TEL:0798-47-7626 FAX:0798-41-5680
  URL:http://www.revacs.com
  
  事業内容:総合リサイクル事業
       産業廃棄物の収集運搬・中間処理
       特別管理産業廃棄物の収集運搬
       環境コンサルテーション

 



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