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ふらっと電車に乗って気が向いたところで降りてみる。
気楽な日帰り旅行は意外に楽しい。
今回は阪急宝塚線「清荒神」で下車、平安時代に創建され、今も厚い信仰を集める神仏習合の古刹、清荒神清澄寺まで歩いてみました。

■「清荒神」へのアクセス 
「西宮北口」から今津線「宝塚行き」に乗車、
「宝塚」で宝塚本線「梅田行き」に乗換。約30分。

清荒神駅

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参道

参道の長さは約1.2Km。駅からゆるやかな上り坂が続きます。道の左右には土産物などの店舗がずらり。途中に屋外ステージのあるイベント広場があり、さまざまな催しが行われます。

参道 

■俳句ポスト
 
参道の数箇所に投句箱が設置されています。
清荒神参道俳句会により年1回、優秀作品の表彰が行われます。

■祓禊橋(みそぎばし)
 
聖なる地と、俗世との境界にある橋。橋がかかる前は荒神川の水で身を清めてからお参りしていたのだそうです。

■山門・大銀杏
 
山門をくぐると、2本の大銀杏が目に入ります。樹齢は約500年と推定され、宝塚市の天然記念物に指定されています。

■清荒神清澄寺
本堂
拝殿(天堂)
火の神、かまど(台所)の神として知られる清荒神清澄寺は、平安時代の初め、宇多天皇の創意による勅願寺の一つとして創建。源平合戦や、荒木村重の乱などの戦火で何度も被害を受け、江戸時代の初めに現在の場所に再建されました。
●宝塚市米谷字清シ1番地
URL : http://www.kiyoshikojin.or.jp/


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■荒神影向の榊(こうじんようごうのさかき)

拝殿の背後、柵の中に植えられているのは、開創の際に荒神様がお姿を現されたと伝えられる榊。供えられたお賽銭をいただいて帰り、次回お参りしたときに倍にしてお返しする風習があります。いただいたお賽銭を持っておくとお小遣いに不自由しないとか!


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■鉄斎美術館

日本最後の文人とも称される、富岡鉄斎の晩年の傑作を中心に1,200点余を収蔵。企画展を年に数回開催しています。
入館料 : 一般300円
開館時間 : 10時〜16時半(入館受付は16時まで)
休館日 : 月曜(祝日の場合は翌火曜休館)
問合せ : 0797・84・9600

■龍王滝
 
鉄斎美術館の前を過ぎて川に添って進むと、うっそうとした木立の奥に龍王滝があります。滝の正面左側の崖には小さな不動明王の石像が祀られています。



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