「獅子を飼う」於絹役
女優・大鳥れい さん
安土桃山の豪奢な時代が舞台の『獅子を飼う―利休と秀吉』(作・山崎正和。演出・栗山民也)。利休を平幹二朗、秀吉を坂東三津五郎が演じる’06年最初の話題の舞台です。利休と秀吉という雄獅子の濃密なせめぎ合い、そのただなかで生きる「於絹」という女性。舞台の影の主役とも言うべき彼女を演じるのは、大鳥れいさん。元宝塚の娘役トップスターの大鳥さんは、『エリザベート』でタイトルロールの悲劇の皇妃を見事に演じ、惜しまれながら退団。現在は劇団四季やさまざまな舞台に活躍の場を広げている女優さん。そんな大鳥さんに「於絹」という役について聴きました。
「「於絹」という女性は、利休の隠れ家に住みついていますが、いわゆる「かぶき女」。桃山時代の不良なんです。美しいものや愉しいものを正直に好きになれる女性。だから、喰うか喰われるかの緊迫した鍔迫り合いの中にだけ、人生の喜びを見つけたがる利休と秀吉という二頭の獅子に対して、「人生の味わい方はそんなもンだけじゃないでしょ」と、飄々と生きてみせる。於絹もまた、もう一頭の獅子なんです」
宝塚音楽学校の頃は、週に一度、仲間たちと西宮北口で遊ぶのが楽しみだったという大鳥さん。「スゴイ舞台になっていますので、地元の皆さんにぜひ見てほしいです!」と語ってくれました。
売切続出!残席わずか。チケットはお早めに
ひょうご舞台芸術第33回公演『獅子を飼う―利休と秀吉』
1月10日(火)〜1月15日(日)芸術文化センター中ホール
A席5,000円、B席4,000円