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海外ツアー
  ゴルフのツアーシーズンが始まりました。女子の宮里藍プロが米ツアーで開幕戦から2週連続優勝と、明るいニュースもあります。
 「選手がいいプレーをしてゴルフが注目されるのは、うれしいことです。石川遼君が出てきて、ゴルフ人気も高まりました。でも、石川君にだけ頼っているのではなく、第2、第3の石川君をみんなで育てていかなくては。テレビは成績にかかわらず、石川君中心に放映することが多くなっています。でも、決勝ラウンド2日間には、60人ほどのプロが戦っているのです。他のプロのプレーを紹介する機会をもっと増やしてほしいし、プロもいいプレーができるよう、自分を高める努力が必要です。また、スポンサーやコース、大会関係者への感謝の気持ちを持つこと、ギャラリーを大切にしていくことを忘れてはなりません。プロを目指して頑張っているジュニアゴルファーも、そんなプロの姿を見て将来の自分を考えるはずです。たくさんの方々がゴルフに注目してくれている時だからこそ、良い方向に変えていかなければいけません」
 杉原プロの今シーズンはどうなのでしょうか。 
 「例年通りのトレーニングをしています。第2戦のつるやオープン(4月22日〜25日・山の原GC)からツアーに出る予定です。昨シーズンがあまりにもふがいなかったので、今年はせめて予選は通過したいですね」 海外ツアー
 この連載を通して杉原プロは、常に感謝の気持ちを持つことの大切さを話してくれました。
 「健康な身体に産んで育ててくれた両親に感謝しています。そして、ゴルフを通してたくさんの方々に応援していただいたおかげで52年間、プロとして続けてこられました。女房にも感謝しています。その感謝の気持ちが、人に対する対応につながりました。人と人が出会うときには必ず挨拶があります。口先ではなく、心が入っているかどうかが大切だと思います。今、世の中の価値観が大きく変わっていますが、大人が誠意を持った挨拶の手本をしっかり示していかなければ、次の世代の子供たちもできるようにはなりません」
 今もがんと闘いながら、プロゴルファーとしてプレーをするためにトレーニングを続けています。
 「これで満足、という人生はありません。僕も長生きしたいし、稼ぎたいし、おいしいものも食べたいし…、とまだまだたくさんの欲があります。一生かかっても一人前にはなれないけれど、目標を持って、少しずつでも進歩をしていかなければならない。より前を向いて生きていきたいと思います」


◆長期間の取材を通して、自分との向き合い方、人として大切なことをたくさん教えていただきました。
 杉原輝雄プロ、本当にありがとうございました。


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