壁にずらりと並んだボタンの引き出し。
どんなボタンが入っているか一目瞭然です。
引き出しの中は細かく区切られていて、同じデザインで大きさの違うボタンが入っています。
ここにボタンは何種類くらいあるのですか?
とお聞きしたら、「わからないくらいたくさんあります(笑)」とのこと。
きらきら輝くボタンを見ていると、まるでジュエリーショップのようです。
お店で加工している、くるみボタン(左)、ロットボタン(右)の見本。
くるみボタンは、手間のかかる作業が必要ですが、上品であたたかい印象が魅力。
ロットボタンはダウンジャケットなどによく使われています。
店の奥には、用途に合わせた専用ミシンが何台も並んでいます。
最近は着物を洋服にリフォームするお客様も多く、ボタンも和柄に合うマットなものが好まれるそうです。
ハトメ穴専用のミシン。
とっても高価な機械なんですって。
丸い穴があるボタンホールがハトメ、ないのが眠りハトメ。鳩の目に似ているところからつけられた名前なのだそう。
店主の松本さんご夫妻。
お店のシンボルでもあるボタンの棚の前で記念撮影です。
お二人はボタン選びやリフォームの心強い味方。お店には、ボタンホールの加工などを依頼するために遠くから訪れるお客様もいらっしゃいます。時には「阪急今津線のホームから見えたので」と来店する方も。
みなさんもタンスで眠っている洋服のボタンを変えたり、少しリフォームしてイメージチェンジしてみませんか?
●アルペン
約60年前に創業。今津線の東側で20年、現在の場所にお店を移して40年。ボタン・洋裁材料のほかにも、洋服のリフォームやボタンホール・巻ロックなどの加工・オーダーカーテンやロールスクリーンも取り扱っています。
西宮市甲風園1丁目5−16
TEL.0798・67・5541
営業時間 9:30〜18:30
定休日 日・祝
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