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  11月28日、来春の西宮市長選立候補を表明した今村岳司さん。過去4回の市議選で3回トップ当選を果たしてきた議員の席を返上しての挑戦です。

 初当選から15年、西宮市に対して議員としてできる限界までやりきろうと思ってやってきました。そして「ここまでが市議でできること」という境界線が明確に見えました。来春、長くお預かりした「議員」は謹んでお返しし、今回の挑戦を決意しました。

 市長になったら、何をしようと?

 何も奇抜なことをやろうと思っているわけではありません。これまでの西宮市民が選択した「文教都市」にふさわしい環境を整えること、子供たちや高齢者のために、医療・介護の地域ネットワークを形成すること、災害に強い街にすること、それらの実現のために、まずは不必要な大型事業を白紙に戻して財政を正常化することです。
 そもそも、市長というのは起業家ではありません。起業家なら自分で人を雇って事業展開をしますが、もともと西宮は存在していましたし、西宮市民は市長が集めたわけでもありません。だから、自分の思いつきや思い込みで政治を動かしてはいけないのです。

 ポスティングのチラシがおなじみになりましたね。思わず読んでしまう造りになっていますが、全て自作だとか?

 原稿執筆、デザイン、データ作成、全て自分でやります。自分の想いを最大に表現できるのは、自分ですから。効果の高さを聞いて作成を依頼されることもありますが、やはり人のものは作れません。

 西宮市全世帯にポスティングするのも自分の足で回っておられますね。

 これは、市議選に初当選した時からずっと続いています。特に今年は、合計8回チラシのポスティングをしました。始めのころは2人で全市を回っていたのですが、21万世帯を1人で回ると2カ月かかります。2人でも1カ月。それが次第に手伝ってくれる人が増えて、12月に出したチラシは、12日間で全戸配布が完了しました。ありがたいことです。

 チラシのタイトルになっている「reconquistaーレコンキスタ」とは?

 「レコンキスタ」とは、昔むかし、異教徒・異民族に征服された土地を取り戻すために、スペインのキリスト教徒が800年近く戦い続けた「国土回復運動」のことです。
 私は、誇り高い「文教住宅都市宣言」の理想に基づいた、公正で持続可能な政治を取り戻すための闘いを、西宮の「レコンキスタ」としました。

 紙芝居風の「よいこのみんしゅしゅぎ」が、実によく出来ているなあと感心します。

 私は、一貫して「投票に行こう」と言い続けていますが、「投票に行かないと、どんな困ったことになるのか?」をお話していると、「わかりやすいのでぜひ子どもたちにも」と、小学校の児童に民主主義について話す機会をいただきました。そこで、パワーポイントで紙芝居を作ってみました。今村岳司と43人の子どもが無人島に流れ着いて、自治を作っていく過程の話ですが、小学校高学年くらいなら十分理解できますし、一生懸命考えてくれます。大人の方にも面白い内容ですので、一度ご覧になってください。

難しい話を平明な言葉で、わかりやすい例を挙げながら話す人でした。

http://xdl.jp/ 
西宮市津門西口町2ー18ー201
FAX.0798ー22ー7727


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