西宮サドベリースクールの理念
「子どもを100%信頼する」ことを根幹に、好奇心・向上心を自然なかたちで伸ばしていける環境を提供しています。子どもたちは、スクールで過ごす6時間を自分自身の学びために自由に使い、教科学習だけでなくスポーツ・音楽・研究に至るまで“無限大の学びの可能性”にチャレンジしています。
また、子どもたち自身がスクールの年間予算やスタッフ人事など「学校運営」にも加わり、スタッフと対等な一票を持つミーティングを毎日のように行なっています。自分の考えと違う価値観も尊重しながらベストな決定を導き出すなど、子どもたちは社会に出てから必要になることをスクールの中で試行錯誤しながら学んでいるのです。
サドベリースクールの理念に沿った書籍は多数出版されています。
右のピンクのファイルは、西宮サドベリースクール独自の「ルールブック」。
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笑顔=Happyをイメージしたスクールのマーク。
スタッフのひとり“ぐらさん”が提案。
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ミーティングSTART!
本日の議題
● テーマ/コンサルタントの選任
● 内 容/スクール運営や広報イベント にも期待できるコンサルタントを推薦したい。
● 提案者/ゆっきー
※同校では全員ニックネームで呼び合う。
デイリーミーティング・スクールミーティング・総会があり、参加者の5割以上の賛成で議題は承認されます。
■ゆっきーさん(スタッフ・広報担当)
子ども大好き! が高じて大学卒業後こちらのスタッフに。
今回は、提案者としてミーティングを進行する役目。
「 人格的に素晴らしいOさんを新しいコンサルタントとして招き入れたい。僕が自信を持って推薦します!」
■今回、書記を担当のアユミさんは15才。写真左はスタッフのゆうさん。
「現コンサルタントの考えも聞いた上で判断しないと」
■浪希(ロキ)さん・生徒
中学校生活に疑問を持ち、昨年4月から通学。
いろんな角度から意見が言える利発な14才。
「コンサルタント料は、いくらかかるの? まずは、Oさんに会って話を聞いて、それからの話だと思う」
■ぐらさん(スタッフ)
子どもたちの学びをいつも見守る優しいお兄さん的存在。
熱くなり過ぎたミーティングを風通しよくする話術はさすが。
「経営のノウハウがある人材は貴重。そうゆう人の知恵を加味しながら学校を今以上に活性化していけたらいいと思う」
■10才のゆうま君も16才のマサ君と一緒にミーティングに参加。
■スクールの体験2回目のセイナさんは14才。
●備え付けのキッチンでは、すすんでお料理する子もいます。
●毎月の予算をおこづかい帳につけて管理しています。余剰金が出た時は、イベントを企画することも。
●パソコンやゲームから漢字や言葉を覚えることも少なくないことから、強制的にやめさせず子ども自らが時間管理をします。
●たとえば「ギターが弾けるようになりたい」という子がいれば、ギターを手に入れ学べる方法を全員で考案。もしかしたら、将来有名になるギタリストがここから生まれる可能性だってあるのです。
●取材協力
取材協力/西宮サドベリースクール
西宮市広田町2-15
Tel / Fax 0798-70-0777
http://www.nishinomiya-sud.com
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