工場と言うと大量生産をイメージしがちですが、こちらは、多彩な素材、デザイン、サイズの靴を生産する「小ロット多種生産」型。それだけに、多様な材料があふれる工場内の整理整頓は重要！

靴を加工するのは機械ですが、素材やデザイン、サイズごとに木型は千差万別。力加減がデリケートに異なるので、その都度微妙な数値を設定。この数値決定は、職人さんの経験と勘の見せどころ。機械をツールとした手づくりの靴なのです。

　

裁断された皮革を木型にセットし、工程ごとに熱を加えて柔らかくしながら、成型します。
まず、つま先の部分から。

　
次は、底にかかる部分を成型。だんだん靴らしくなってきました。

　
加工はよく温まってから

革同士の接着面は、一旦削ってから接着剤を付けます。

　
いよいよヒールの付いた底を接着し、釘でしっかり固定。
真ん中の釘はヒールの中ほどまでガッツリと刺さっています。

　
ブランド名の中敷を張って完成！

　
案内してくださった現場責任者・高宮さん。

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　　（取材協力／株式会社カグラ　http://www.kagura-hina.com）

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