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ふらっと電車に乗って気が向いたところで降りてみる。
気楽な日帰り旅行は意外に楽しい。
今回は、JR宝塚線「武田尾」で下車、廃線跡を歩いてちょっぴり冒険気分を味わいました。2駅隣の「生瀬」では古民家を利用したカフェで一休み。

■「武田尾」へのアクセス 
JR宝塚から福知山方面行(「武田尾」は各停のみ停車)に乗車。約8分。

武田尾駅

  ホームの南半分が橋の上、北半分がトンネルの中にある無人駅。ICカード使用可です。廃線跡とは逆の方向に10分ほど歩くと武田尾温泉があります。
 廃線跡に入ってしまうと、途中にトイレも自販機も抜け道もありません。生瀬方面に抜けるまで2時間程度かかります。準備をお忘れなく !

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福知山線廃線跡まで
 
武田尾駅からJR廃線跡までは約1キロメートル。
右の写真の橋を渡ると遊歩道の始まりです。

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福知山線廃線跡
 
 しばらく歩くと、トンネルが見えてきました。中はひんやりしています。足元を照らすのに懐中電灯は必携。湧き水で水たまりができているところもあるので、気をつけて。

■親水広場・桜の園
 
 写真左の階段を登ると「桜の園」。
水上勉の「櫻守」の登場人物のモデルにもなった植物学者、笹部新太郎が桜の研究を行った演習林跡です。
 現在は、宝塚市が公園として整備・管理。多くの種類の桜が植えられ、桜の名所となっています。ハイキングコースもあります。

■遊歩道
 
 枕木が並んだ道は、1986年に電化・複線化され新線に切り替えられた福知山線の廃線跡です。
 親水広場・桜の園までは遊歩道として整備されていますが、この先はハイキングコースではありません。照明設備のないトンネル(長さ300m以上あるものも)や、老朽化した鉄橋、落石や倒木などで危険な場所もあります。看板の内容をよく確認し、必ず自己責任のもとに行動してください。
看板の拡大


 
古びた鉄橋と、雨乞い伝説が残る高座岩。

■生瀬

 生瀬は、かつては有馬温泉や丹波方面に続く街道の宿場として栄えたところ。
阪神・淡路大震災の被害で宿場町の町並みはほとんど消えてしまいましたが、往時の面影を残す古い町家も。


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■古民家マス
 
 生瀬駅から徒歩5分、古い町家を再生したスペースです。本年5月にオープンしたばかり。名前の由来は「教室しマス」「イベントしマス」「カフェしマス」なのだそう。 カフェでお茶(コーヒー、紅茶、ジュース各300円)を楽しんでいると時間がたつのを忘れてしまう心地良さ。平日のお昼はお弁当、日曜はワンプレートランチが各500円で(飲み物をプラスして700円。なるべく予約を)。土曜は1階をキッチンごとレンタルしてOneDayカフェを開くことも可能。

天井にりっぱな梁がある2階は、学習塾、ヨガ教室、書道教室、ロミロミなどに利用されています。

毎週水曜日には人気の産直野菜直売があります。

■古民家マス 10時〜16時 Pあり(要連絡) 定休日:火曜日
問合せ:NPO法人ASP TEL.0797-86-4971 キジマ商店内
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http://ameblo.jp/asp-good-2-24-14/ マス次郎のブログ




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