「虫は食べた植物の色素を吸収せず、排出するのでふんは染料に使いやすいんです。チョウの食性はある程度決まっていて、今回使うコノハチョウは、オキナワスズムシ草を食べます。ふんはその食べている草の匂いがするんですよ」伊丹市昆虫館の副館長・後北峰之さんが先生。



コノハチョウ
羽の表側はきれいな藍色、裏側が枯葉みたいなのでこの名前がつきました。 準絶滅危惧種に指定されていて、日本には沖永良部島、沖縄島、八重山諸島にいます。

染色は思ったより手軽にできるものでした。
「染物は家庭にあるキッチン用品でできます。野菜や草を使えば手軽にできますね。ふん染めは身近なチョウ、 例えばアゲハチョウのふんでもできます! 集めるのが大変かもしれませんがね(笑)」と後北さん。

染色の手順

1. 染色する布を水につけ、布ののりなどを取る。
2.
染める布の重さと同量のふんを量る。
3. 染色用の液作りー中性にした水にふんを入れ、10分ほどくつくつ煮て濾す。
この作業を3回行い、液を作る。
4. 布を3の液で煮る(後媒染)
※よく色が入るには時間をかけて温度差を作る。
途中、布を空気に触れさせることも大切
5. 媒染液を作る。 今回はアルミ、銅、鉄を使いました。
(再び・の液につける場合もある)
6.布を水洗いして、乾かしてできあがり