1952(昭和27)年に竣工。真珠に最適な光線を確保するため、西日は絶対入射せず、黒紫・緑の色に影響を受けぬよう、色彩の配色と動線計画には十分な配慮がされている。全館蛍光灯が採用され、日本最初の自動ブラインドも全ての窓に設置されていた。各室の蛍光灯やエレベーターは、当時のままで現在も使用されている。阪神大震災にも耐え、築60年にならんとする今も健在。