父のルーツ・娘のルーツ

知人が、2年前にオスの雑種の大型犬を譲り受けた。どんな犬の血を引いているんだろうと話題になったが、結局謎のままだ。

 その知人が今年新たにメスの子犬を飼った。なんと最初のオスとゴールデンレトリバーとの間に生まれた子犬の1匹らしい。それが、真っ黒のラブラドールのような犬だった。知らなければラブラドールだと思うだろう。しかし、父犬はピットブルが入っているのかもと言われるこわもて顔、色も茶色。ラブラドールには程遠い。母犬はれっきとした茶色のゴールデン。しかも9匹も生まれた子犬はみんな黒のラブラドール風でそっくりだから、やはり父方の血かもしれない。飼い主たちは、このお父さん犬の隠れ持った遺伝子の話でまたまた盛り上がっている。
と言ってもこの父犬もまだ2歳。やんちゃ盛りの娘犬に若いお父さん犬は困惑顔だ。

それにしても世界で1匹しかいない雑種というのは話題が尽きず楽しいね。