「おけいこにいくらまで大丈夫?」という質問項目に、自分編(表1)と子供編(表2)を設けています。
大人も子供も1万円までが半数以上という結果です。「やりたいおけいこはあるが、経済的に無理」と親は我慢するという傾向も。
●自分が興味をもって続けられるなら多少お金は無理します。(66歳T・ M)
●1人に約2万円。1万5千円までに下げたい。(36歳Y・I)
●小学校低学年2万円、高学年6〜10万円。(35歳K・U)
●今テニスのレッスンを受けていますが、確定申告の時に「年間24万円も!」と主人に言われるのが辛い。(65歳T・O)
●豊かな老後のためなら、4万円まではOK。ちなみに、今は英会話と書道で月2万3千円使っていて、あとひとつ体育系のおけいこをしたい。(59歳K・O)
大人、子供とも1位に輝いたのが、音楽。「一生できるから」という回答が多かったです。ただ、子供の音楽は「ピアノ」という回答が1番多く、大人は「ピアノ以外の楽器や歌」と回答に違いがありました。
大人のおけいこは幅広い知識を求める人が多く、語学も英語以外にドイツ語、フランス語、韓国語となっています。また、陶芸、手芸などの物作りや、ジムや体操などの健康に配慮したおけいこなど、種類もかなり多様化しています。 |
●旦那に「男の料理」。(54歳Y・F)
●自分がするなら日本の文化を知っておきたいので、お茶やお花。個人教室は敷居が高いし、気軽に体験できるオープンなところがあればいいと思います。 (47歳S・U)
子供のおけいこ3位につけている語学は全員が「英語」。女の子にはピアノやバレエの芸術系、男の子にはスイミングなどスポーツ系と男女で違ったおけいこを習わせたいという傾向が出ていました。 |
●何事も自分で考える、忍耐力が身につくようなお教室。(35歳K・U)
●精神的強さを身に付けられるもの、かつ体力向上に繋がるもの。(36歳T・F)
●娘21歳、息子17歳ですが、子供に書道をさせれば良かったなぁ。(49歳K・O)
●子供は女の子だけど空手を習わせたい。礼儀が身に付くし、自分の身は自分で守れると思うので。(42歳F・M)
●習字・そろばんは、昔から習い事の基本。
(40歳M・I)
学習塾
子供の年齢が高くなるにつれて、おけいこのほとんどが塾代になってしまいがち。最近は中学受験のために低学年からの通塾も増えています。料金は、小学校低学年で年間20万円前後ですが、高学年になると年間40万円〜120万円と開きがあります。家計の大きな負担ですが、子供の将来を考えると、やはり出さざる得ない費用なんですね。
●させたいおけいこは山ほどあるが、3人の子供たちの塾代だけで精一杯。何か向いていることを見つけてあげたいのに…と悩む毎日。 (42歳K・D)
●少ないに越した事はないが、小学生2人で月9万円以上。特に塾代が高いと思いつつ通塾によって、いろんな力(知識・忍耐力・作業力・スケジュール管理力…)が育っているので、必要な投資と割り切っている。(41歳M・Y)
●現在、中3の子供がスイミング+塾で月8万円かかり、家計を大圧迫しています。(44歳N・N)
●長男の塾代5万4千円、長女のピアノ代7千円、次男は何もしていませんが、これで精一杯。
(43歳T・N)
第2の財布ともいえる祖父母の援助
●孫に月3万円までは出してあげたい。(75歳H・Y)
●孫に対して月1万円。礼儀正しい、明るい子供になる教育をさせたいと思う。(75歳S・M)